さて、俺のもとに今2台のD2がある。
1台は元々俺が持っていたD2(2GB・黒)だ。
そして、もう一台は使わなくなったLogicool LS-21をXenonに提供した見返りとして得た
D2(4GB・黒・液晶割れ・下の写真)だ。
ここでひとつ。
俺の音楽ファイルは計3GB程ある。
そして、俺のD2は2GB、Xenonの割れD2は4GB。
その上、俺のD2はもう購入一年を過ぎているので保障なんてない。
ちなみに、D2とSDカードに音楽を分けて管理するのは相当面倒。
ここで俺はパンドラの箱を開けるような思い付きをした訳で。
俺のD2にXenonの4GB割れD2の基盤移植すれば便利になるんじゃね?で、思いつくと後先を考えず即行動に移す俺は気づくと下調べの一つもせず、
机に向かってD2を分解し始めていた。
まず、意味もなく並べてみた。
楽しくない。
さっさと分解に移るとしよう。
■用意したもの
・#00精密ドライバー
・D2×2
・落ち着いて作業できる環境
・何があっても折れない鋼鉄の心
とりあえず、開けてみた。
「Portable Multi MediaPlayer」と彫ってあるシルバーの部分のネジ二つと
充電端子カバー上のネジ1つを外すと開けられる。
第一印象はバッテリーがやたら大きい。
それくらいしかない。
基盤ズーム。
見ても楽しくない。
次行こう。
上の写真の基盤の右の方のネジを取り外して、シェルから液晶ごと外し
金属フレームで固定されている液晶を取り払った後の基盤。
液晶を外す際は2本の配線を切らないように注意。
ちなみに、基盤と液晶はテープで止められているが修理に出す予定など皆無な俺は
遠慮なく引きちぎった。
Cowon Japanの修理がなくなると困る人は絶対ここでやめる事。
分解した地点でもう修理は危ういけど。
全部、バラバラの図。
結構、モジュール化されていて生産効率は良さそう。
感想はそれ以外ない。
左が2GB基盤、右が4GB基盤。
若干、チップ類の配置が違う。
生産時期は、2GBの方が新しい。
2台とも分解して4GB基盤と2GBの割れていない液晶を組み合わせて起動チェック。
問題なし。
普通に起動してくれた。
最後に、これにシェルを組み付けてニコイチ4GBのD2が完成。
所要時間45分くらい。
作業難易度はPSPを分解するより遥かに楽。
で、ニコイチD2の裏のシリアルシールを引っぺがし、(ニコイチの地点でシリアルなんてない)
D2+ファームウェアをインストールして作業完了。
それなりに楽しめた。
というか、D2を分解する人が何人いるのだろうか。
[11回]
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