今年もクリスマスが来た。
クリスマスの本来的な意味は「与える喜び」だが、
世間の人々は赤服老年男性と物欲に踊らされているこの日ごろ。
俺も物欲には踊らされてはいる。
ところで、今日学校から帰宅したら家の前の私道に、
近所の小学生がいて、
「お兄ちゃん、サンタさんにクリスマスは何をもらうの?」
と聞かれるというシチュエーションに遭遇。
俺には、選択肢はいくらでもある。
さあ、考えるんだ、俺。
で、2秒ほど考えた結果、俺は
「俺はもらわないぞ?大きい子供をサンタさんは冷遇するんだ。」
と答えておいた。
夢を壊さないようにしつつ、現実も説明せねば、と妥協点を探した結果である。
まあ、すると小学生たちは、
「じゃあ、俺、小学生のままでいい!!」
と元気よくまた遊び始めた。
この一連のやりとりで考えさせられたのだが、
「なぜ、子供はサンタさんなる偶像を信仰しているのか」
ということでw
で、その結論は一瞬にして出た。
「絶対、物欲だ」
だって、ただメリークリスマ~スなどと言いながら、
不法侵入する赤服老年男性を誰も好くわけがない。
皆が1番期待しているのは、プレゼントすると言う行為なのである。
例えば、根暗な青い服を着た青年がバンに乗ってプレゼントを配れば、
赤服よりも青服のほうが良いということになるだろう。
別にトナカイはそれほど重要ではないだろう。
真っ赤な鼻のトナカイなる歌があるが、
青服の青年が黒いトヨタハイエースでプレゼントを配ったなら、
「真っ黒の素敵なハイエース」等という名前の歌にとって代わられるだろう。
何か、可哀想だなサンタさんはw
[0回]
PR