さて、昨日を持ってして文化祭は終わるべくして終わった。
俺はとりあえず部活関連の仕事に従事した。
初日の朝に俺がオープニングその他諸々とスタッフロールと適当なサントラのBGMを
適当に再生速度を調節しつつ合成したムービーは2日間を通じて280ループ程したし、
文化祭の案内システムその他諸々も多少は活用された。
そして、暇な時間は適当に模擬店とかを歩き回り
食物を見つけては買って食いを輪廻のように繰り返した結果、
食費に1000円以上を費やす結果になってしまった。
何を食ったかリストアップしようか。
・たいやき(普通にうまかった)
・豚カツカレー(ハイカロリーは間違いない)
・フランクフルト(太いシャウエッセンといった感じか)
・わたあめ
・たこやき
・コカコーラ(爆発もせず普通のコーラだった)
・午後の紅茶 レモンティー(普通にレモンティー味のレモンティーだった)
これくらいか。
とりあえず、食いすぎだな。
今、軽くカロリー計算しても2000kcalに達する勢いだ。
ところで話が23.4度程変わるが、わたあめが凄かった。
いや、別に金箔がまぶしてあったとかわたあめかと思ったら牛肉だったとかそういうのではなく。
率直にいうと量が凄かった。
どうやら、わたあめは売れ行きが悪かったらしく当社費3倍の量を売っている人から
渡された。
それはどうやって食えばいいんだとしか感想を漏らす余地がないほど巨大だった。
わたあめがわりばしに突き刺さっていたが、殆ど割りばしが見えないくらい巨大だった。
それほどに巨大な糖分の塊を前にどうしたものかと思案に暮れてまずおもむろに
一口口に含んだが唾液に溶けてすぐ消えた。
俺はここでおもむろに間違えたことを閃いた。
それは、溶けて小さくなるならいくら口にねじ込んでも大丈夫だろうという適当すぎる推論だ。
で、俺は手にしたわたあめを無理無理口にねじ込み無事3口目にしてすべて胃袋に
格納することに成功した。
まあ、俺の生命活動に影響を及ばさないという意味ではわたあめに勝利したものの
プライドはズタズタに引き裂かれた。
なんで、多量のわたあめが身長170センチを超えるほとんど大人と変わらないような
高校生のその口からはみ出てるんだ。
傍から見ればそうとしか思えなかった筈だ。
生憎、俺のプライドはワゴンセール行きにする程には値下がりしていないつもりだ。
まあ、恐らく今回の一件は値札をつけ間違えたのだろう。
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